シザーケース用ベルトの仕立て|手間をかける理由と、その完成までの工程
少し間が空いてしまいましたが、前回のベルト製作の続きです。
前回の記事はこちらから↓
シザーケース用のベルト製作。
前回は、大きな牛革からベルトを切り出したところまでをご紹介しました。
今回はそこから、仕上げの工程についてお伝えします。
意外と大変?シザーケースのベルト製作
ベルトはただの「付属品」ではありません。
だからこそしっかりと丁寧な仕立てにこだわっています。
1. ベルトの革をカットした状態

2. 切り口をカーブ状に整える
切りっぱなしの角を、緩やかなカーブになるよう整えていきます。

3. 断面を整える前の状態
一見わかりづらいですが、断面にはザラつきが残っています。

4. やすり掛けで断面を丸く整える
断面をやすり掛けすることで、より滑らかなフォルムに近づけます。


5. 「ヘリ落とし」で断面を整える
やすり掛けの後は、専用のヘリ落とし道具でバリ(角)を削ります。
専門用語でこの工程を「ヘリ落とし」と呼びます。

6. 薬剤を塗布し、丁寧に磨く
仕上げに、薬剤を塗布して断面(コバ)を磨き上げます。
しっかり磨かれた革のコバには、美しい光沢が現れます。


7. ベルト完成
こうして完成したベルトは、断面が滑らかで着け心地も良いとご好評いただいています。

仕立てに手間を惜しまない理由
効率よりも品質を大切にしたい。
それがBLINK SCISSORS CASEのものづくりです。
手間暇を惜しまないことで、仕上がりに違いが出る。
そう信じて、ひとつひとつ丁寧に、心を込めて仕立てています。

今回も画像多めでしたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
BLINK SCISSORS CASE
田中